8月2日  天国へ・・・・ [入院日記]

血圧 86/57   体温 37度3分

ミーが 天国へ 行ってしまいました。

8月2日14時01分

最後まで 、生きようと頑張って

頑張って

頑張って・・・・・・・

 

 

息を吐きだそうともがき 苦しい息の中

私に助けを求めるかのような目で・・・・・言葉にならない

うめき声を最後に 息を引き取りました。

 

傍で 看護士も 担当医師も 何も手を出すことはしませんでした。

息を引き取るのを静かに看取り・・・・

 

最後に脈をとり 「ご愁傷様でした・・・・・。」

 

これが 病院での最後です。

最後は痰を絡ませ 吸引し 痰を取り2度 吸い上げ ・・・・まだ ごろごろしているまま

「これくらいにしましょう。」看護士は吸引をやめ 痰が上がってきていたミーは

ごろごろ喉を鳴らし 咳をした瞬間 痰が上がり 絡みはじめ

苦しくなり酸素数値が

どんどん 95から一気に下がり始め・・・・・

 

その 様子をみて 看護士は「お待ちください。すぐ先生を読んできますので。」

ミーをそのままに部屋を出ていき・・・

 

その間 ミーは どんどん数値が下がり・・・・90・・・85・・・80・・・75・・・70・・・65・・50・・45

・・・・・・どんどん下がる数値

 

苦しみむ ミー 戻った看護士は

見てるだけ もう 痰は取らなかった。

 

取り乱す 私に 「酸素数値が下がってます 今マスクを外したら 危険です。とれません。」

でも このままでは ミーが ミーが ・・・・

 

苦しむミー 「取り乱し 痰が 絡んでるのになぜ 取ってあげないんですか!!!」

大声で 叫んでいた。

みかねた 婦長が 横から 酸素吸入をダブルにし 鼻からも 酸素吸入し

酸素マスクをずらしながら 下がった ミーから 痰を吸い上げた。

 

下がりきった 酸素の中 苦しむミーの前に 担当医師が 部屋に来て 「お母さん。ミーさんもこんなに頑張ったんですから  良く頑張りましたよ。」

 

そう言って 見ている 

酸素は ダブルで 入れられても 下がりきってミーの  酸素数値は50を超えたばかり

苦しむ 息の中 私に助けを求めるかのような目で 見つめながら 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ」

何度も何度も 息を吸い 息を吐き酸素を吸い込んでいた。

 

酸素マスクのなかの苦しむミー

大きく口をあけマスクの中でも 

口の中が見えるくらいに真っ赤に傷みきった口の中を開いて酸素を吸って吐いて吸って吐いて・・・・・繰り返しも

数値が上がらず 1上がり1下がり2上がり1下がり・・・・

どうにか 数値をあげたくて ミーを助けたくて 酸素マスクについている 袋を私は 押し 酸素をミーの口の中へ 

押し出し 少しでも 数値が上がってほしいと 繰り返し 押し出し 

ミーに声かけ 

「ミー 大きく吸って~お願い!!」

「大きく吐いて!!」

「こんなに頑張ってるのに ごめん ミー でも お願い・・・・」

「頑張って」

 

そう言いながら・・・・

酸素マスクの 袋を 何度も押し出し 溜まった酸素を少しでもミーに

送り込もうと 必死で 押し出していた。

数値は ほとんど上がらず 上がっては下がり下がっては上がる 繰り返し

・・・・・・

繰り返し 1時間 疲れきってるミー 

それでも 80を超えたばかり 通常の 95以上にまでは 

まだまだ 

 

ミーは疲れ切ったからだで  力いっぱい 頑張って 数値を1あげ 1下がり 2あげ3下がり 2あげ 3上がり・・・・

それを繰り返し 頑張りぬいて 13時 には 95まで 頑張りぬいてくれました。

 

疲れきっていても 体に栄養素も何も プラスの無い 飢餓状態の ミー

回復するだけのエネルギーは残っていなかったはずです。

 

それなのに また 痰はごろごろ 絡んできます。

痰取は ミーが かわいそうで・・・・

ミーも 取られたくない様子でした。

 

でも 痰は 自分でもう 咳払いも 飲み込むことも 吐き出すことさえできないくらい

弱っているミーには どうすることもできませんでした。

 

さっきの同じ看護士さん が

痰取 また・・・・同じ事を 

 

痰が 絡み数値が 下がり 苦しむミー

 

90・・80・・・70・・・60・・・50・・40・・・30・・・・・・・・・・

呼ばれた 先生も来ても 見てるだけ・・・

苦しむミーを最後まで看取るためだけに来ていた。

 

叫ぶ 私 「ミー  ミー が 早く 痰を取って苦しがってる 早く・・・・」

「ミー」「ミーごめん お母さん 取ってやれない お願い !! 咳して!! 吐き出して!!」

ミーにはそんな力はむ残っていないのに わかっていながら 叫んでいた。

 何度も 何度も苦しい息の中 吐き出そうともがき

声を出そうともがき 苦しみ 声にならない声をあげ・・・・私に助けを求めるかのように

私を見ながら

「ハァ・・・・ハァ・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハ・・・・」

まるで

「助けてお母さん 苦しい・・・・・」言ってるかのように・・・

 

最後まで ミーは 大きな酸素マスクの中で 苦しそうに

酸素を吸いこもうと もがきながら 大きく口をあけ

酸素を吸い込む

 

その光景だけが いまだに頭から離れません。

 

これから ミーを 天国へ送ります。

今は 目の前で 静かに 眠っています。

棺に入ってしまいましたが・・・・・・・・・

 

もう 眠れなくて 苦しむこともなくなります。

食べたい物を我慢することもなくなります。

 

ゆっくり ようやく眠る事が出来ます。

私には ミーが なくなってしまった事が

受け入れることが できません。

 

ミーの葬儀をすませ 落ち着くまでは ミーは そこにいるような気がします。

そして 最後の表情は 一生 忘れない 忘れられません。

 

ミーの日記は生前 

字を

書くことができた時点までは 思いを残してくれました

これからは それを 少しずつ 更新して いきます。

 

ミーは今日 最後に シャワーで体を洗ってから 旅支度を

していただき 棺に入れていただきました。

ようやく シャワーが浴びれました。

入院中 お風呂にも2 カ月入れませんでした。

ようやく 入れて うれしがっているかと思います。

 

明日は 一度しか手を通していなかった

赤い振袖を棺にかけてあげようと思います。

 

今日は安らかに眠れるでしょう。

もう 痛い思いをしなくても眠れるのですから。

 

 


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SN3Q0020.jpg

お気に入りのパジャマで!!

SN3Q00250001.jpg

2012/08/02

14:01  病院で・・・・

 

大好きな お気に入りの ピクルスと↑

一緒に8月6日天国へ旅立ちました。

 

前日まで 棺の中では眠っているかのような安らかな寝顔を見せてくれました。

争うこと。恨むこと。嫉むこと嫌っていたミー 最後まで 誰にも愚痴を言わずにいってしまいました。

ミーが残したメモ 日記 走り書きには 治療で頑張ってきたミーの姿が残っています。

 

そして大事な人たちへのメッセージものこしてくれました。

最後まで頑張ったミーを少しでもわかっていただきたくて 更新しました。

 

ミーは、これからは 痛みも お腹のすくこともありません

ゆっくり眠れます。 ミー安らかに 眠ってね。

私の大切な宝物。消えかかる時間の中での記録です。

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